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相続について

「相続はもめます」終活のセミナーでよく使われるフレーズです。

実際に裁判所に持ち込まれる遺産分割事件は年間1万件以上あり、その中の3分の1が1千万円以下の遺産で、何の準備もしていない普通のご家庭ほど相続でもめていることは事実です。

終活のセミナーで相続の話になると「残された家族が親の遺産で争って相続が争続にならないように、遺言書を作成して相続の準備をしておきましょう」などのアドバイスが行われています。

終活をする人が増えているせいか、遺言書を作成する人も少しずつ増えていて、ここ数年は年間10万件以上の公正証書遺言が作成されるようになりました。

親子や兄弟だからといって必ずしも仲が良いわけではないこともありますし、再婚でお互いの子供が相続人になるケースや、相続でもめないように事実婚を選んでいるケースなど相続人との複雑な関係も見られます。

こういう話を聞くと、遺言書などの法的な準備は要らないとは言いませんが、遺言書を作る以上に相続人同士のコミュニケーションや家族のつながりを深めることが大事なんじゃないかと考えてしまいます。

いろいろな家族のかたちがありますが、お金を残す親は子供たちが自分の遺産で争ってほしいと願ってはいませんし、そのことは相続する全員が知っています。相続でもめる一番の原因は、親が元気なうちに家族で想いを共有する時間を持たなかったことだと思います。

人によって、考えかたによって、死後の相続に備える方法はさまざまですが、共通することは「自分の想いをいかに遺すか」だと思います。

あなたは自分の想いを家族に伝えていますか?

あなたは自分の想いを遺すため、何を備えていますか?

 人の死はいつか必ず訪れますが、自分が死ぬことを他人事のように捉えている人は多いです。死を避けるのは本能的な行為ですが、この機会に向き合ってみてはどうでしょうか。