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年金問題

「老後破産や年金問題なんかの話題になると老後の生活が不安になるんです。いまからでも準備できることはありますか?」都内に住む50代前半おひとりさま女性からの相談です。

人生100年時代と言われはじめ、長生きすることが当たり前になってくると、その生活を支えるための年金や貯蓄が十分でない事に対して不安を感じる人は増えています。

 相談者の女性も将来に備えて計画的に貯蓄をしてこなかったので、高齢で働けなくなったときや、介護が必要な状態になったときに、年金だけで生活できるのかという不安を持たれていました。

 たしかに年金の受給開始年齢を引き上げるなどのニュースを見ると、老後の生活を公的年金だけで支えることができるのか心配になりますが、年金が主な収入源になる以上は、そのなかで収入と支出のバランスが取れるように「老後の生活をどう考えるか」がポイントになってきます。

 自分がもらう年金は日本年金機構が運営している「ねんきんネット」で見込み額が試算できます。老後の生活に不足している分を貯蓄で備えるのはもちろんですが、iDeCo(確定拠出年金)を使って「じぶん年金」を準備したり、年金の支給年齢を繰下げて年金額を増やすなどの方法もあります。

 老後の収入を考えることは必要ですが、それよりも支出を意識することが大事です。収入以上の生活をしないということはもちろんですが、これは単に節約をするのではなく自分の価値観にあった生活をしているかということです。

生涯現役で老後のお金について考えなくてもいい生きかたは理想のひとつですが、自分の人生に必要なものを知らなければ、最期まで満たされない時間を過ごすことにもつながります。

不安のない老後を迎えるためにも、エンディングノートを書いたり、生前整理や断捨離などの終活を通して、自分が「どういう生きたいか」を考えることから始めてみませんか。