0120-980-845

デジタル遺品

「デジタル遺品って何ですか?」最近こんな質問を受けることが増えてきました。デジタル遺品は写真や動画、音楽、書籍などのデジタルデータをはじめ、登録しているサイトやネット銀行のアカウントなど、インターネット上で故人が使っていたデータのことです。

総務省は昨年の調査で60代のインターネット利用率は73.9%2人に1人はスマホを利用していると報告しています。FacebookLINEなどSNSを利用する人が増えたことがスマホの普及率が上がった原因と言われていますが、いつでもどこでも手軽にネットへアクセスできるようになった結果、個人が使うデータの量が飛躍的に増加しました。

今までは紙などで物理的に存在していたものが、インターネットの利用率の上昇に併せてデータに置き換えられたため、見えない故人のデータがそのまま放置されるケースが増えています。

先日、ひとり暮らしをしていた40代の息子が亡くなったので使っていたパソコンを調べてほしいという依頼がお父さまからありました。

写真などパソコンの中に保存しているデータは比較的スムーズに見つけることができましたが、ネットで取引している金融機関の口座や、登録しているサイトを特定するのに時間が掛かりました。メールやブックマークなどの情報が残っていないと利用している本人以外はその存在に気づきにくいというのがデジタルデータの特徴です。今回はネット証券に口座があり数百万円の相続財産が見つかりましたが、知らずに見過ごしているケースも少なくないと思います。

利用しているサービスの情報を全て記録しておく必要はありませんが、自分に万一のことがあったときに残しておきたいデータと見られたくないデータだけでも整理しておくことをお勧めします。

この機会にデータの棚卸しをして使っていないデジタルデータは処分するなど、デジタル断捨離をはじめてみてはどうでしょうか?