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【住まいなんでも相談編1】驚きの空き家残置物処理

ゴミ屋敷の片付け、なんと45ℓゴミ袋が300袋!              

親が亡くなり不要となった空き家の処理と同様に荒廃した親の家の片づけは、子供世代にとって切実な悩みになります。こうした相続で発生した空き家だけではなく、実際に居住している人が居ても、所謂「ゴミ屋敷」と称される家が近隣住民に迷惑を及ぼし、社会問題化しているニュースも耳にすることが多くなってきました。    

ゴミ屋敷まではいかないまでも、空き家になった敷地内にある庭木が隣家にまで入り、クレームになるケースはどこにでもあります。私が以前支援した男性の自宅の話ですが、精神疾患のため入院していて、両親とも他界していて、兄弟もいません。遠方に叔父はいますが、殆ど交流はありませんでした。私が男性を支援し始めて間もなく、自宅の隣家の人から市役所を通して連絡があり、2年近く空き家になっている建物の周りにある庭木の伐採処理を出来ないかという依頼でした。

私は物件の状況を確認するために、初めて男性の自宅を訪れました。確かに、鬱蒼とした草木が隣家にまで相当はみ出していました。私は建物周りを確認後、自宅内に入りました。 

家財の散らかった下記室内写真は 

本記事とは一切関係ありません

玄関を開けると、玄関先は何足もの靴や壊れたビニール傘が散乱していました。1階は和室とダイニングキッチンで、ダイニングテーブルの上には食品の容器や食べ残しの物がそのままでした。和室も、脱ぎ捨てられた衣服や日用品が無造作に散らかっている状態で、住人が家を空けてから、そのまま時が止まっているように感じました。

 

 

2階に上がると、目を疑うような光景に私は立ち竦みました。2階には3部屋ありましたが、すべての部屋がゴミの詰まった無数のレジ袋で溢れていました。階段を上がり切ったところから、うず高く積まれたレジ袋の山が廊下にもはみ出して。床が全く見えないのは勿論、ゴミ袋に遮られ、前に進むことすらできずに、私は階下に戻りました。

ゴミ収集車1台分でも入るかどうかの大量のゴミをどの位の間溜め込んできたのか。6年前に父母が相次いで亡くなってから、男性は少なくとも4年以上ひとりで暮らしていたと思われ、以後一度もゴミを捨てることなく過ごしてきたと推察されます。

私は市役所の関係部署と連携を取り、業者に依頼してゴミを処分してもらいました。当日私も立ち合いましたが、家から待ち出された45ℓのゴミ袋は300袋以上ありました。

親と疎遠であったり、普段のコミュニケーションが不足していたりすれば、こうした問題に直面しやすいのは言うまでもありません。もし、自分の実家がこうした状況だったら、と想像しただけで、気が遠くなります。 遺された肉親に迷惑をかけないためにも、生前整理の大切さをあらためて思い知らされた一件でした。

空き家の家財片付け処分費用、しめて130万円也‼              

親が亡くなった後、実家の片付けや遺品整理ができずに、そのままにしている人も少なくありません

片付けができない理由をいくつか上げると、

  1. 残置物の処分を検討しているが、荷物が大量でどこから手を付けたらいいか分からない
  2. 10年間空き家状態で、家財もそのままになっている
  3. 遺品整理の費用の相場がわからず、どの業者に依頼したらいいか分からない、等々

特に、片付け業者の費用の相場がわからずに、二の足を踏んでいる人は意外に多いようです。確かに、遺品整理業者などの見積もりも取ったが、全ての会社から100万円以上の料金を請求された、という話はよく聞きます。特に、遺品の仕分けを必要とする場合、業者に依頼すると費用はかなり高額になってしまうのは事実です。

私は成年後見の仕事もしているので、担当するご本人(被後見人)の自宅の片付けを業者に依頼してやってもらうことがあります。私が初めて手掛けた案件は、70㎡の3LDKの分譲マンションでした。ご主人は既に他界され、施設に入所中の奥様が被後見人です。子供がなく、自宅に戻れる可能性は無かったため、居住しないマンションの管理費を月2万円以上払い続けるのは不要と考え、室内の残置物を撤去して売却することに決めました。私は片付けの2業者から相見積もりを取りましたが、2社とも50万円を超えていました。私は初めてのことだったので、「こんなに高いのか」と思いながらも、安価の見積もりを出してきた業者をさらに値切って税込50万円でやってもらいました。普通トラック2台を使用し、スタッフ5名で丸2日かかった作業を見ると、決して高価ではないと納得しました。

次に手掛けたのは、延床面積100㎡超の5LDKの一戸建の家でした。とにかく家電製品ほか物が多い家だったので、結局費用は税込で130万円かかりました。マンションの片付けをやった時よりも廃棄にかかる費用が値上がりし、家電リサイクル法の適用により家電の処分に多くの費用を要したようです。                       

普通は、家財の片付け処分など何度もやることはありませんので、少しは参考になればと思います。ただ、業者の相見積もりも最低2社以上から取ってやるのは言うまでもありません。

 さらに、業者が処分に困るものが2つあります。それは仏壇とご遺影の写真です。どちらも頼み込めば、処分はしてくれますが、ご位牌だけは持ち帰りませんので、ご注意ください。